1.日常に開いた傷口
2.グズグズに膿んだそれ見苦しい
3.のにどうして目が離せない?
4.いたいけな悪魔のよう
5.死んだ魚の目の奥にコール
6.胸の中心のヴァニタスに問う
7.悲しみとはなんだろう?
8.奈落の底では知り得ないよ9.
10.ひらりひらり
11.黒い揚羽が誘うように舞って
12.うつつと極楽が混ざって
13.じわりじわり
14.気づいていたんだ
15.地獄がすぐ隣で待っているって16.
17.歓べよ!
18.きみの愛した世界も
19.この街の誰も彼も、死に向かう人々
20.踊れ!
21.その歓び平らげるまで
22.恐れ、嘆きながら、受け入れればいい
23.塞がれていた地獄の口が開く音が
24.鳴き止んだ後に、何が残るというの?25.
26.日常に誰かが線を引く
27.瞬きする間もなく幕を下ろす
28.赤子さえ時間がない
29.また太陽が沈むよ
30.エンドロールが終わっても業は消えない
31.徒に過ごした日々は帰らない
32.どんな月曜日も
33.愛おしいものだと思えてしまうだろう34.
35.ゆらりゆらり
36.底のないコールタールの海辺
37.座礁した顔のない亡霊
38.どろりどろり
39.零れていく
40.憎しみも苦しみも愛も喜びも41.
42.日常の続きの永遠の蛇足に
43.きみは目を背けて忘れたふりをした
44.そこで待ち構えるニル・アドミラリ
45.抜け落ちた何かに渇き飢えるだろう
46.塞がれていた地獄の口が開く音が
47.鳴き止んだら、きみはきっと泣けもしないぜ48.
49.琥珀に住まう羽虫も、灰になった文明も
50.時計盤の砂漠を征くキャラバンの中51.
52.歓べよ!
53.きみの愛した世界も
54.この街の誰も彼も、死に向かう人々
55.踊れ!
56.その歓び平らげるまで
57.恐れ、嘆きながら、受け入れればいい
58.人間の愛すべき隣人を忘れぬように
59.今日という日の花を摘んで束ねたブーケを飾って60.
61.塞がれていた地獄の口が開く音が
62.鳴き止んだ後に、ただ青い空があった