シクラメント 歌詞

『大江カルシー - シクラメント』収録の『シクラメント』ジャケット
歌手:

大江カルシー

発売日: 2022.06.15
作詞: 大江カルシー
作曲: 大江カルシー
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戻らない毎日の向こうで
花瓶に挿した心が枯れない
君と最低な日々を また
描けたらいいのに


無機質な部屋の開かない窓に
眠る君と座る僕が映っている
君と生とを繋ぎ留める管が
日に日に増えていく様をずっと
見ていた


きっとこれが運命なんだと
諦めたような君のかわりに
神を呪い心の奥で「どうか」と
無力に何度も 祈っている


戻らない毎日の向こうで
花瓶に挿した心が枯れない
君と最低な日々をなんて
願うたび夜が廻るだけ


君が大事に抱えていた
シクラメン やけに鮮やかな赤が
消えない 消えない 張り付いたまま
どうしようも無いほど 思い出すラメント


無機質な部屋の開け放たれた窓に
君のかをり、クレゾールごと散っていく
失った何かが 君の余熱が
身体の中まだどこかにあって
消えない


君が僕に残したもの
そんなのどうでもいいから
遺さないで 残っていて「どうか」と
目をつむっていた


変わらない現実を見てって
どこかで泣いている君の声が
聞こえる 聞こえない 聞きたくもない
どうしようも無いほど 口ずさむラメント


最後の 最後に 僕を呼び 枯れ落ちた
何もわからなかったんだ それはまるで呪いだった
「ああ、」


君が大事に抱えていた―


戻らない僕達に赤い花を!
総てを後悔しても今は
君が遠くで笑うだけ


戻らない毎日の向こうで
花瓶に挿した心が枯れない
君と最低な日々をまた
描けたらいいのに それだけでいいのに
届かないラメント

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歌手: 大江カルシー
ステータス: 公式 フル

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