乱れ箋にも桜飾り 歌詞

『天音彩 - 乱れ箋にも桜飾り』収録の『乱れ箋にも桜飾り』ジャケット
歌手:

天音彩

よみ: みだれせんにもさくらかざり
投稿日: 2021.09.01
作詞: イア
作曲: 早蕨凪音
編曲: 早蕨凪音
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霞のように先の見えぬ
淡い淡いこの心を
晴れさせようと文机に向かった
送り宛など書するつもりもなく


それは木枯らしが吹いて
紅葉散った日のこと
肩を縮める私を貴方は笑いました
そんな貴方のせいでむくれた私にそっと
羽織をくださったこと
覚えておられるでしょうか


桜がこの頃綺麗に咲きましたが
貴方の羽織もまた次の紅葉が散りゆくまで
と思うと物寂しいのです


この寂寥の意味を問うて
長く永く物を思い
私は悶々としておりました
しかし私がこの羽織に
貴方のことを重ねている
そう考えると意味が通るのです
何とも然許りお恥ずかしながら


かような想いを己が胸裡に悟るも
扱い方すら分からずじまいで
私では心弱く
どうしても勇めないのです
この情 どうすればよいでしょう


もしも私が強くなって
ずっとずっと勇めたなら
先の文を貴方は笑うでしょうね
もしもこの先それが叶うならば
私もその傍で共に笑いましょう


硯に浸けた筆の先を
向けた次の行の頭に
桜の花が窓から舞い落ちた
もうこの先はいらないだろう
幾度幾度弱音吐くか
笑いたければ己を奮わせろ
文を抱えて桜を踏みしめた

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歌手: 天音彩
ステータス: 公式 フル

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