いつも穏やかな顔をしていて
優しい言葉をかけてくるあなた
私の心を読み取るように
見えない壁を壊してゆく

あなたの言葉の罠に
錯覚を覚える私
胸の鼓動響き渡る
手のひらで転がされる玉みたいに
薔薇色の愛に溶けてく

きっとあなたは私のことを
おもちゃだと思ってるのでしょう
わかっていてもこの感情は
騙すことはできないの

いつも私の変化に気づいて
心配の声をかけてくれるきみ
泣いてる時傍で包み込んで
安心と安らぎをくれる

優しさ溢れたきみの
言葉の一つ一つが
弱い心すくい上げる
偽りのないまっすぐな眼差しに
百合色の愛が満ちてる

きみの隣で歩けたのなら
きっと幸せになるのでしょう
わかっていてもこの感情は
騙すことはできないの

こんなにも想われて
私を見てくれるのに
赤色に染まりたい
欲望の渦縛られる
傷ついても

きっとあなたは私のことを
おもちゃだと思ってるのでしょう
わかっていてもこの感情は
騙すことはできないの

2つの花が差し伸べている
幸せを選ぶはずなのに
涙を零し心汚した
きっとこれが私の運命なの

純白の花散りゆく中で
咲いた一輪の赤い花
踏み出す先は不幸の彼方
遊ばれる道を選ぶ