グラウンドゼロ 歌詞

『ツミキ - グラウンドゼロ』収録の『ZERO to ONE』ジャケット
歌手:

ツミキ

発売日: 2019.08.12
作詞: ツミキ
作曲: ツミキ

○月×日
 快晴。瞼しい太陽、色は鼠色。砂漠と化した眺望は、厭丗觀に呑まれてゐます。彼岸花は散つて仕舞つたみたいです・・・諸行は無常。只今合圖を待つて、此の零點より、御眼冷の警報を鳴して歌ひます。泥濘むデイストオシオンの隙眼を這ふ樣にして、迯る魚を追つた先では、眞空管が脉を擊ちます。壹つ貳つ數へた後に、羣がる醉狂人の愚鈍な腦を狙つて、貴方の散彈銃を御借りする今日です。鱗粉を覆つてゐる端麗な蝶も、剥落したらば只の灰だ。酸性雨が現實を知つてゐる!甚麽な未來だつて、壹寸の先は首斬の折を狙つて待つてゐる。 革命前夜、爆風から降る壹閃光で、張模手の文學は木端微塵さ。怒鳴る感情論。囀つて飛んだ流行も着飾つて貼つた御化粧も、全て暴く迄。壹切合切、夲日から降る快進擊で、暮泥む彼逹は絕躰絕命さ。喰らふ運命論。存在と空白の差違と、正觧と不正觧の距離の觧を追つて、いのちは速度を上げてゆく。


○月×日
 快晴。愈愈、遂行です。然して悲觀や憂も無いので、御望みに副つて爲果せます。しかし、喉に痞えてゐる厭らしい欺瞞の塊が、やけにづばつと射たれてゐるので、虛言を吐ひて仕舞ひさうな今日です。 盛况を呈してゐる風舩も何時か破れて仕舞えば只の廢だ。僕逹はまう現實を知つてゐる? 甚麽ないのちだつて、壹寸の先は死活の活を狙つて待つてゐる。 革命前夜、爆風から降る壹閃光で、張模手の文學は木端微塵さ。怒鳴る感情論。囀つて飛んだ流行も着飾つて貼つた御化粧も、全て暴く迄。壹切合切、夲日から降る快進擊で、暮泥む彼逹は絕躰絕命さ。喰らふ運命論。存在と空白の差違と、正觧と不正觧の距離の觧を追つて、いのちは速度を上げてゆく。


 「突然ですが壹つ、問題です。」


 革命前夜、爆風から降る壹閃光で、張模手の文學は木端微塵さ。怒鳴る感情論。囀つて飛んだ流行も着飾つて貼つた御化粧も、全て暴く迄。壹切合切、夲日から降る快進擊で、暮泥む彼逹は絕躰絕命さ。喰らふ運命論。存在と空白の差違と、正觧と不正觧の距離の觧を追つて、いのちは速度を上げてゆく。


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歌手: ツミキ
ステータス: 公式 フル

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