8月のモラトリアム波にまだ揺られてる
眠い 軋んだ髪をほどいて
坂を登ってく 自転車 汗が 滲んで
濡れた髪がまとわりついてく
制服は苦しくて
でも脱ぐのも怖くて
倒れ込むベッド 沈む
まぶたの裏の世界で
ひこうき雲を追いかけ
口ずさむ 君のメロ | 幽夏レイ | - | | 波にまだ揺られてる
眠い 軋んだ髪をほどいて
坂を登ってく 自転車 汗が 滲んで
濡れた髪がまとわりついてく
制服は苦しくて
でも脱ぐのも怖くて
倒れ込むベッド 沈む
まぶたの裏の世界で
ひこうき雲を追いかけ
口ずさむ 君のメロ |
グレイ・キャンバス乾かない 面倒だ
触らないでと言ってたね
それを待てるくらいの大人のフリだった
結局使わなかったミスティブルー
まだ声かけられてたいから
いつだったか泊まった部室棟
あれが夢なら良かったのに
机の奥にしまい込んでる
いつかシケ | 幽夏レイ | - | | 乾かない 面倒だ
触らないでと言ってたね
それを待てるくらいの大人のフリだった
結局使わなかったミスティブルー
まだ声かけられてたいから
いつだったか泊まった部室棟
あれが夢なら良かったのに
机の奥にしまい込んでる
いつかシケ |
ビニールやさしくありたい、と
言い聞かせて空の下
このままじゃだんだんと
ダメになる、ダメになる
白いガードレールのカーブ
車輪の回る音
いつかの夏のイメージ
もう何年も
遠い昔のように
そうだ
知らない街へ
自転車借りて
海 | 幽夏レイ | - | | やさしくありたい、と
言い聞かせて空の下
このままじゃだんだんと
ダメになる、ダメになる
白いガードレールのカーブ
車輪の回る音
いつかの夏のイメージ
もう何年も
遠い昔のように
そうだ
知らない街へ
自転車借りて
海 |
ファジーブルーの僕らは反射する足元 スカート 逃げ場のない熱
見えない不安も期待も 内側に隠した
足並み揃えて歩いた 間違わないように
いつも大人みたいな顔で悩む ちっぽけな精一杯で
見上げた青い空広くって
ぽつんと僕ら突っ立って
赤マルの飛行機飛ばして | 幽夏レイ | - | | 反射する足元 スカート 逃げ場のない熱
見えない不安も期待も 内側に隠した
足並み揃えて歩いた 間違わないように
いつも大人みたいな顔で悩む ちっぽけな精一杯で
見上げた青い空広くって
ぽつんと僕ら突っ立って
赤マルの飛行機飛ばして |
プレイバック・ハイライト炎天下で揺らめいた秘密基地に
拙い指文字で未来を描いてる
炭酸水が弾けた泡の情緒は
不安定な八月とよく似てた ああ
さざめく季節で西陽が落ちるなら
もう一度プレイバック 鼻唄には
あの日の青 あの日の影 宿して歌うよ
透明な僕ら | 幽夏レイ | - | | 炎天下で揺らめいた秘密基地に
拙い指文字で未来を描いてる
炭酸水が弾けた泡の情緒は
不安定な八月とよく似てた ああ
さざめく季節で西陽が落ちるなら
もう一度プレイバック 鼻唄には
あの日の青 あの日の影 宿して歌うよ
透明な僕ら |