才能なんか 歌詞

『葵木ゴウ - 才能なんか』収録の『才能なんか』ジャケット
歌手:

葵木ゴウ

投稿日: 2019.11.13
作詞: 午後ティー
作曲: 午後ティー
動画:

動画を見る

僕に才能なんかないなら
もっと早く教えて 神様
お陰で行くも帰るも もうできん場所に来ちゃった
そんな顔をしないでよ 母さん
こんな歌 歌ってごめんな
でも そうしなきゃ僕が僕でいられない日々だ


夜勤明けの駅は凪いで 朝を焼いて
すてっぱちな僕の生活を暴いては嘲笑う
容赦がないよな


憧れだったミュージシャンが嫌いになったのは去年の春先
「夢は叶うのさ」って戯言を歌ったから
諦めること ちょうどいい引き際も
大事だってちゃんと歌ってよ
綺麗な言葉だけで生きてけりゃどれほどか


僕に才能なんかなかった
疾うに周知の事実ですか
行くも帰るも才能なら 僕は肉塊以下だ
こんな歌を歌わないで済む人生はどこに売ってんのさ
道端に転がる吸いさしが まさに僕だ


1Kの牢で横臥
日が暮れて満月の明るさを知った
そうだ もう僕には逃げ場がないのだ


ここから出ていくためには死ぬしかねぇ
夢なんて持たぬが身のため
明日は我が身だと震える余生 クソくらえ
下を見てみろ 精神論者ども
僕は全てに負けたぞ
線路に横たわる敗者の声は聞こえてんだろ


四季の移ろい 人の営み
勝者だけに許された贅の極み
時間なんてない
若いやつらに後ろ指さされてばっか 立つ瀬がない
僕が座る椅子はもうない
世間体 プライド 心中も辞さない
「生きていたい」なんて言えない


項垂れた頭に空いた風穴
どこで道を間違えたかな
14の秋にギターを手にしてからか
今じゃゴミを漁る浮浪者を見て 他人事だとは思えねぇ


憧れだったミュージシャンが嫌いになったのは去年の春先
「夢は叶うのさ」って戯言を歌ったから
諦めること ちょうどいい引き際も
大事だってちゃんと歌ってよ
綺麗な言葉だけで生きてけりゃどれほどか


僕は才能なんかないけど
最後に一つだけいいかな
結局、行くも帰るももう自分次第だってさ
「夢を持つならそれでもいいが、目測だけは見誤るな」
それさえ分かってりゃ大抵はどうとでもなるそうだ


厭世と多幸は表裏一体だ


リンクをコピー

Apple Musicで聴く
動画:

動画を見る

歌手: 葵木ゴウ
ステータス: 公式 フル

※歌詞のご指摘はこちら

  • 葵木ゴウ 才能なんか 歌詞

葵木ゴウ『才能なんか』の MV / PV

×

感想を聞かせて下さい:

【歌詞リリ】をフォロー

葵木ゴウ 才能なんか 歌詞