シンガーソングライター「明日なんて来なけりゃいい」とひとりごちて
静寂と虚しさの群れに喰らわれる毎夜
三弦が切れたギターとペン 悴んだ手
微かな電球の灯りだけが 唯一の温みだ
昔つるんでいた後輩のあいつは
家を建てて子供も産まれたってさ
墓石と酷いにおいの | 葵木ゴウ | - | | 「明日なんて来なけりゃいい」とひとりごちて
静寂と虚しさの群れに喰らわれる毎夜
三弦が切れたギターとペン 悴んだ手
微かな電球の灯りだけが 唯一の温みだ
昔つるんでいた後輩のあいつは
家を建てて子供も産まれたってさ
墓石と酷いにおいの |
わかんない期待されて生きてみたい
ただ 当方、無能なもんで
余りもんくらいがちょうどいいと
もう気付いてしまったんだ
僕は自尊欠落のロボット
初期不良パレード
"内に秘める可能性"なんてのはお伽噺
あぁ
またも僕は自分を貶めるんだ
そ | 葵木ゴウ | - | | 期待されて生きてみたい
ただ 当方、無能なもんで
余りもんくらいがちょうどいいと
もう気付いてしまったんだ
僕は自尊欠落のロボット
初期不良パレード
"内に秘める可能性"なんてのはお伽噺
あぁ
またも僕は自分を貶めるんだ
そ |
命に重さがあるのなら二十二を過ぎたあたりから体の重さを感じないんだ
死んだ魚の目で四季の経過を眺めてる
命に重さがあるとするならば
僕のそれは秋風に吹かれて舞う枯れ葉と同じだ
驟雨に溶けてなくなってしまうほど薄弱なものだ
何かを成し遂げたり
努力を惜 | 葵木ゴウ | - | 動画 | 二十二を過ぎたあたりから体の重さを感じないんだ
死んだ魚の目で四季の経過を眺めてる
命に重さがあるとするならば
僕のそれは秋風に吹かれて舞う枯れ葉と同じだ
驟雨に溶けてなくなってしまうほど薄弱なものだ
何かを成し遂げたり
努力を惜 |
才能なんか僕に才能なんかないなら
もっと早く教えて 神様
お陰で行くも帰るも もうできん場所に来ちゃった
そんな顔をしないでよ 母さん
こんな歌 歌ってごめんな
でも そうしなきゃ僕が僕でいられない日々だ
夜勤明けの駅は凪いで 朝を焼いて
す | 葵木ゴウ | - | | 僕に才能なんかないなら
もっと早く教えて 神様
お陰で行くも帰るも もうできん場所に来ちゃった
そんな顔をしないでよ 母さん
こんな歌 歌ってごめんな
でも そうしなきゃ僕が僕でいられない日々だ
夜勤明けの駅は凪いで 朝を焼いて
す |
比較症候群幼い頃の僕ら 怖いもの知らずだった
大人になった今じゃ 怖いものばっか増えた
人の視線なんかは その最たる例だ
比べたがりの僕ら それで誰が得するんだ
他人のああだこうだは関係ないなって
拗らせた頭では理解も出来ねぇ
"自分"らし | 葵木ゴウ | - | | 幼い頃の僕ら 怖いもの知らずだった
大人になった今じゃ 怖いものばっか増えた
人の視線なんかは その最たる例だ
比べたがりの僕ら それで誰が得するんだ
他人のああだこうだは関係ないなって
拗らせた頭では理解も出来ねぇ
"自分"らし |
涙に日の目を見せてやれ涙に日の目を見せてやれ
何をするにも不器用な君だから
生きづらいよな
報われないよな
そのくせ作り笑いだとか自己犠牲は上手で
損な役柄も演じてしまうよな
それで世界は体よく回っちまうから
気付けずにいるんだろう
降り止まぬ大雨 | 葵木ゴウ | - | 動画 | 涙に日の目を見せてやれ
何をするにも不器用な君だから
生きづらいよな
報われないよな
そのくせ作り笑いだとか自己犠牲は上手で
損な役柄も演じてしまうよな
それで世界は体よく回っちまうから
気付けずにいるんだろう
降り止まぬ大雨 |
生きるってなんだよなぁ 「生きる」ってなんだよ
「根腐れした生活との心中を夢見て止まない」
そんな歌を書く 退屈で自慰的な日々だ
失うものなんてない 強いて言えばこの命くらい
情けない 三十で死にたい
喜怒も哀楽も邪魔だな もう窓から捨てたい
僕は | 葵木ゴウ | - | | なぁ 「生きる」ってなんだよ
「根腐れした生活との心中を夢見て止まない」
そんな歌を書く 退屈で自慰的な日々だ
失うものなんてない 強いて言えばこの命くらい
情けない 三十で死にたい
喜怒も哀楽も邪魔だな もう窓から捨てたい
僕は |
空は今日も青いのだ薬もそろそろ効かなくなったな
今日もまた無益な一日だったな
窓辺に朝が落ちた
明るいのは嫌いだ
否応なく世界が回りだすから
バイトはまたクビになった
こないだ母も倒れた
「ごめんな、こんな息子でさ」
呟いて玄関を出る
空は今 | 葵木ゴウ | - | | 薬もそろそろ効かなくなったな
今日もまた無益な一日だったな
窓辺に朝が落ちた
明るいのは嫌いだ
否応なく世界が回りだすから
バイトはまたクビになった
こないだ母も倒れた
「ごめんな、こんな息子でさ」
呟いて玄関を出る
空は今 |
自己採点眠りにつくまでの時間が怖くて仕方ないな
否応なしに開催される脳内反省会
これまでの自分 答え合わせ
毎回赤点の人生 居残りの余生だ
また枕が濡れた あぁ
叶いもしない夢を見た事
期待を裏切った事
親や恋人を泣かせた事
産まれ落ちた | 葵木ゴウ | - | | 眠りにつくまでの時間が怖くて仕方ないな
否応なしに開催される脳内反省会
これまでの自分 答え合わせ
毎回赤点の人生 居残りの余生だ
また枕が濡れた あぁ
叶いもしない夢を見た事
期待を裏切った事
親や恋人を泣かせた事
産まれ落ちた |
逃げちまおうぜもういいだろ
あんたはひたすらあんたで在り続けた
その苦労もただ値踏みされる事態で
心も体も生傷が絶えなくて痛ぇ
「もうだめだ、もう止めだ」って這う隘路
僕ら、何処へ行こうね
逃げちまおうぜ
どうせ誰も探しになんてこねぇ
そう | 葵木ゴウ | - | | もういいだろ
あんたはひたすらあんたで在り続けた
その苦労もただ値踏みされる事態で
心も体も生傷が絶えなくて痛ぇ
「もうだめだ、もう止めだ」って這う隘路
僕ら、何処へ行こうね
逃げちまおうぜ
どうせ誰も探しになんてこねぇ
そう |