柿落とし 歌詞

『小林私 - 柿落とし』収録の『柿落とし』ジャケット
歌手:

小林私

よみ: こけらおとし
発売日: 2023.04.28
作詞: 小林私
作曲: 小林私
編曲: SAKURAmoti

手を伸ばせば暮らしに届く住み処に居続ける危うさを
僕は時折考えている、暖房の効いた部屋で


伸ばせるだけ伸ばした直径が
身の程と知っていてもいいからといえ目を背けないなら
辿り着ける場所があるような、ないような
薬を飲むのも上手くなったからこの痛みはすぐに引くよ


鈍感な人生賛歌に傾倒してる体の今ある位置を探る
柔い布が暖かい陽射しを浴びて
痛快な箴言さんざめく閉口しても運動になるから
意味のない言葉を連ねて漂わせる、首を長くして


要するにどうもしたくない現状を延命する為の病床を
上限まで借り切っている足の先がまた遠くなっている
超常現象、生存本能、先攻後攻など虚しく空を切っている
見る・知るを飛ばし居る時分の皮膚は尚、
乾燥してるから鈍く重い風にも気が付かないので
半袖にしたら切り傷に沁みる忌み嫌われたこれが
痛みという時代にそぐわない過去の産物へ
期待のない怒りだけ残っている


程なくと本題の屑に躓いて起き上がる地面の味


韜晦した厭世さながら
本末転倒に幸福が遠ざかるような呼吸をしている者
その誤解を解したい、尊大な態度が今まで鼻についていたの


泥にまみれた虫の足音、渋柿を食べているアスファルト
人生はまだこんなもんじゃないと手近にある全て抱きかかえよ

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歌手: 小林私
ステータス: 公式 フル

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