初詣 歌詞

『竹原ピストル - 初詣』収録の『悄気る街、舌打ちのように歌がある。』ジャケット
歌手:

竹原ピストル

よみ: はつもうで
発売日: 2022.02.02
作詞: 竹原ピストル
作曲: 竹原ピストル

雲から零れた月明かりが
老いた桜木の骨を晒す
雪にも雨にもなれぬまま
手の甲でみぞれが息絶える


始発列車の先端が
街のまぶたをこじ開ける
酒の燃えかすを腹に揺らし
前歯の隙間から唾を弾く


俺はいつまで繰り返すのか!
いつまで俺を繰り返すのか!!


爪を丸めたショベルカーが
河川敷の隅で拗ねている
矢印に並んだ渡り鳥が
矢印の方向に空を割る


あやふやな足取りは それでも
もうじき橋を渡り切る
嫌みなまでに澄んだ風を
頬に閉じ込めて弄ぶ


俺はいつまで繰り返すのか!
いつまで俺を繰り返すのか!!
俺はいつまで繰り返すのか!
いつまで俺を繰り返すのか!!


これは“はちまんさん”の口か肛門か
ねずみ色に褪せた鳥居をくぐる
ならば俺は“はちまんさん”の餌か糞か
柏手が虚空にどん詰まる

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歌手: 竹原ピストル
ステータス: 公式 フル

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