タイニーダンサー 歌詞

『XIIX - タイニーダンサー』収録の『XIIX』ジャケット
歌手:

XIIX

発売日: 2023.07.26
作詞: 斎藤宏介
作曲: 斎藤宏介・須藤優
編曲: 須藤優

鏡に映った顔はまた自分を睨んでいる
同じようで違う笑い方を必死に探して


頭の上飛行機が唸り声をあげてゆく
ビルの影を掠めてずいぶん低く飛ぶもんだ


いつだって優しくありたいと願った感情が
残酷なくらいに押し寄せてくるのさ my hometown
風に吹かれてこの街を踊る君は tiny dancer
舞おうか


鳥たちの歌声が夕暮れの片隅で響いている
疲れ切ったブランコがゆらりゆらり軋んでいる
螺旋状に巡る日を走るその刹那に
吸い込んだ空気と吐き出した温度が奏で合うメロディで
舞おうか


小さくなる飛行機は引っ掻き傷を残している
空の赤に少しずつ溶けて滲む爪痕


いつだって優しくありたいと願った感情が
残酷なくらいに押し寄せてくるのさ my hometown
それでも流れる時の真ん中を君は tiny dancer
舞おうか


家路に着くころ温かいシチューの香りがする
模型のような街灯がぽつりぽつり灯ってゆく
螺旋状に巡る日を走るその刹那に
吸い込んだ空気と吐き出した温度が奏で合うメロディで
舞おうか


曖昧なままでそれでも息を切らすのは
自分の呼吸だけが鼓動だけが確かだから


胸の奥までさらうような風に黒い髪がなびいている
どうしようもないほど今を今を生きている
螺旋状に巡る日を走るその刹那に
満たされなくても許されなくても心が高鳴るなら
吸い込んだ空気と吐き出した温度が奏でるこの世界を
舞おうか

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歌手: XIIX
ステータス: 公式 フル

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