ちゃんと奥まで気付いていたかった
少し伸びてる髭
今さら分かってしまって　夜明け
寝ぼけたままで重ねてくる手
それが　私たちの全てだった

君の好みに合わせた髪の毛
一つの布団の奥に見えない答え
日々の本音黙ったまま握り返すだけ
ふざけた言葉
外は平日　ここだけのキス
帰るはずだった時間はいつだっけ
ってもうこのままでいよう

想いが通じない言葉で
空気を埋めて　距離を詰めて
もう少しだけ　ほんの少しだけ
私達まだ誤魔化していたかったな

今は
無理をしてくれてる　そんな事
無理をしてでも気づかないつもりでいたい

あのままはいなかった
そのままでいたかった
あのままではいなかった
このままが痛かった

想いが通じない言葉で
涙を埋めて　恋はサビて
もう少しだけ　あと少しだけ
私達まだそのままで

君の頬にキスをする意味は
たまには目が合いたかったからだ

想いが通じる目線で
空気を埋めて　本音は隠して
もう少しだけ　まだこのままで
寂しがり屋はお互いでいよう

想いが通じない言葉に
身を任せて　時間を遅らせて
もう少しだけ　ずっとこのままで
私達まだ誤魔化したままでいよう…

本音を言い　いつかさよならが良い
手には合鍵　何かを言おうとしている君