幼おさなき日ひに思おもい描えがいた まほろばのような景色けしきが
紛まごう事ことの無なき正ただしき 幸福こうふくとしても

斬きり捨すてられないと時ときに迷まよい 真まっ直すぐだと信しんじてきた道みちを
葛折つづらおりに登のぼり 積つみ重かさねたものが

此これの胸むねに愛いとおしき昂たかぶりと 心こころから尊とうとく思おもう出逢であいを
こんなに近ちかくに感かんじさせてくれる なればこそ伝つたえるために
歌うたおう誠心せいしん誠意せいい

磨みがいてきたこの刃はに 込こめる意思いしは我われが選えらぶ
なれど其それは我われ独ひとりで 見みつけは出来できぬ

斬ぎり開ひらくと決きめて只管ひたすらに 我わが全すべてを剣けんに変かえた道みちは
たった一ひとつしかない 今日きょうへ続つづいていた

ただ美うつくしいと感かんずる刻きざみを 分わけあえる掛かけ替がえのない出逢であいを
こんなに近ちかくで喜よろこび合あえる 幸福こうふくに出会であえた日々ひびに
歌うたおう誠心せいしん誠意せいい

運命うんめいに己おのれを委ゆだねずに 自みずから選えらぶ信念しんねんこそが道みちと
今いまならば言いい斬きれる 積つみあげてきた想おもい

此これの胸むねに愛いとおしき昂たかぶりと 心こころから尊とうとく思おもう出逢であいを
どんなに月日つきひが過すぎ去さろうとも 決けっして色褪いろあせない光ひかりで
彩いろどり続つづけ歌うたおう