「誰に何を言われても、生きたいと思えなかった」
そんな　今日までの全部が
今日まで生きてきたこと　残酷に証明する

死にたいと君が言った　君の目に涙が溢れた
そんな所作　ひとつひとつが
君が生きたかったこと　不本意に証明する

数字や肩書き　シールにして　傷口に貼れと言われても
お金や評価が全てなら　消えたいなんて　思わずに済んだかな

愛されたい　愛されたい　愛されたい　愛されたい
愛がなにかわからない　でも誰かに愛されたいよ
名前も無いあなたにも　中身のない自分にも
せめて生きてもいいと思えるくらいに

って君が言った　君の目にまた涙が溢れた
そんな無力さ　ひとつひとつが
ただ空っぽの自分を埋めたかったんだよな

しょうもない幻想　抱いてしまうのは
ただ　きっと

もう会えないあの人も　傷つけ合った友達も
好きだったあの人も　嫌いになったあいつらも
「愛されたい」「愛されたい」
ただ　みんな愛されたい
わかってる　わかってる

愛せないこんな私じゃ　愛されない
愛されない　愛されたい　愛されたい
愛がなにかわからない　でも誰かに愛されたいよ
「愛されたい」
愛されたいなら自分から逃げんなよ

せめて　死んでもいいと泣いてるあの子が
せめて　笑った顔に変わるようなこと言えよ

言えよ