今回、このリバイバル曲を作るにあたり

まずは「カレンデュラ」に対しての “自分” を超えさせる所から作っていかないと、
何もリバイバルは始まらないなと思いました。

諦めからはじまったその人生。

「 心臓の鼓動 」を ＝『 左胸の痛み 』と、題し

何度もその ” 痛み ” から解放されようと模索し
繰り返してきた人生

ここでしっかりとリバイバルする。

この楽曲のパートナーに選んだのは
最新曲「 花の手錠と魔物の箱庭 」／「 Blooming rose in the other world 」での
物語を共に描き上げた、小林亮輔 from a crowd of rebellion

以下の設定を元に書き進めました。

偶然にも物語から与えられた
“燐舞曲” という延命

自らの言葉でそれを
“延命装置” という表現から　 “認証対象” へと変えていく為

そのためにも過去に「 翳した理想 」は
真っ新に「 踏み躙る 」ほどに超えて行かなくてはならない

その圧倒的な「 破壊と創生 」を表すために

「ハリケーン No.13 ： マリア 」 という

過去に非常に大きな破壊力を持ち、その名前を歴史に残す為、今は “永久除名” されている過去最大規模のハリケーンの名前から拝借させていただきました。

この青柳椿の物語では

これまでの諦めという転生である
　→「ただ生まれ変わり、来世にかける」という思想から

　ただ何もしないでやり直してばかりでは “何も意味がない”
　　→「今を生きて、覆す」という想いへ辿り着き

とにかく過去と今の自分に対して

　まだ「死なないで、いてね」

　　そう「生きていてね」と、

問いかけ続けることで前に進む道を選んだ青柳椿と

目的のためには手法ではないと考えた三宅葵依との

　「目指すところは同じでも
　　　　　　道筋が違う葛藤を描き」

前に進み続けている燐舞曲の証としたのが

この燐舞曲全てへのリバイバル

　夢想曲 ‑Träumerei‑ です。

様々にそれぞれに受け取れる内容があると思います

共作者である 小林亮輔 from a crowd of rebellion とたくさん話して時間をかけて
たくさんの言葉で書き殴って描き上げた作品です。

フルでは新たな補足が少しあるかと思いますが
” 本質の全てはこの Official Music Video ” に詰め込みました。

宜しくお願い致します。