花曇 歌詞

『君島大空 - 花曇』収録の『散瞳 / 花曇』ジャケット
歌手:

君島大空

よみ: はなぐもり
発売日: 2019.07.05
作詞: 君島大空
作曲: 君島大空

ここは繋がったままの瞼 閉じたら開いた扉
空すら吸い込む ふざけた電飾の渦も届かない場所


したり顔のまま出てきてよ 君に会いにきた
いつか、あなたに来た手紙と


浅い眠りを泳ぎだした二人
身を捩る夢の中 体を抜けてゆく
春の歌が聴こえるまでお前は忘れて笑っているんだ


壊れた鏡を並べて誰か喋り出すの
肌の下、目眩の徒然を、針狂す指が星を結わえたことも


鞄の中は散らかったままで霧が晴れてしまって


諄い雨音に過ぎたまんまの春が聴こえてきても
さあ行こう、息解くよ
こんなにも瓦落多に寄りかかった
騒がしい街が今更振り向いて
君の名前を呼び出すけれど
何も覚えてないふりをしてね


「ねえ昨日が壊れても何も怖くない?」
頼りなく嘲笑った夜の底に鍵を落としてしまっても
僕が繰り返す錆びた雨など届かぬように


きっと花曇の白い胸に波は寄せて
頬を冷やすひび割れた風と溶けて流れ出せ


ここは繋がった瞼 いつか誰かが閉ざした扉


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歌手: 君島大空
ステータス: 公式 フル

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