答えを探したって
無邪気なあの頃の私が映る
私は私だって　言えないままで
生きる意味は　あるでしょうか

真昼の空に　月を見つけた
疾っくの疾うに　夜は明けたのに
弱くとも消えない光は
何を照らし続けるのだろう

好きだから歩き出した「夢」は
今はもう　思い出せなくて
好きを言い訳に　嘘を振り撒いてる
「私は…」

答えを探したって
無邪気なあの頃の私が映る
私は私だって　言えないままで
生きる意味は　あるでしょうか

夕焼けに　あの月を見つけた
まただ　何故か止まる両足
決して強くはない光に
何故苛立ってしまうのだろう

攫ってよ　本当気色悪いな
どうせとっくに震えてるんだから
絞る声にすら下るjudgment
惰性が優性である証明？
挙句探し出した鍵でさえも
脆い恐れでしかなかったの
今ここで隣り合う虚像は
私の舞台で星となるから

手にいれた物は沢山あるのに
壊れた天秤に委ねて
まだ足りないと　心は焦り続ける

綺麗に見えた夢は
近づくほど現実が顔を出す
これが正しさなら
私は間違ったままでいい

本当は分かってる
今も消えない私が答えなんだ
悩むだけ無駄だって
気付いた今に　価値ができた

ずっと忘れていた
あの「夢」を思い出した
心配なんてしないさ
私が私を作るから

空に月が浮かび続けるように
生きるのだ