FICTION 歌詞

『珀 - FICTION』収録の『FICTION』ジャケット
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よみ: フィクション
発売日: 2022.03.23
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この計画の主軸 即ち君の形質と遺伝子
全てを継承した個体 それが僕らだ
無作為に並べられた この水槽の隅で
人知れず誰もが庶幾う 紺碧の海を…


姿 記憶 存在意義も
複製された僕らの前に
そのガラクタは突如現れた
錆びた胴を軋ませ手招く“それ”は
この虚構世界の終わり
僕にそっと仄めかしていた


痛いほどに熱を帯びた
この心臓も偽物なの?
嘘じゃないと 誰かいっそ
欺いてみせてよ
何度だって 殺した感情
それでも信じずにはいられないの
所詮何者にもなれやしないこと
判っていながら


付番された順 延々強いられる実験やら改造
生き長らえた今日に安堵する日々にはうんざりだ
「こんなとこで終わるくらいなら
例え不確かな兆しであれ行こう」
手を引かれるまま 踏み入る 陰謀の海へ


「意味も価値も生み出すものさ」
どこか遠く 指差したまま
そのガラクタは突如停止した
かつて僕に未来をくれた“それ“が
もう二度と動かないこと
気づいてしまった


理想郷なんて誰が嘯いたのかな
最後の希望も潰えた今の僕に何が残る?


この存在を否定しないで
嘘じゃないと誰か答えて
知りたくないよ 見せないでよ
閉ざしてしまえ 閉ざしてしまえ
目を伏せたその瞬間に不意に浮かんだ
そのよく知る声に幾度引き上げられたことか


はじめからどうせ欠陥品だ
やがて訪れる終焉まで
しがみついてみるよ
それまでさよならヒーロー
少しの別れだ


所詮何者にもなれやしないこと
所詮何処へも辿り着けやしないこと
所詮何事も変えれやしないこと
所詮何一つ守れやしないこと
判っていながら

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ステータス: 公式 フル

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