最善はなんだったのか？
考えたくもない。
でも、よかったこともなかったわけじゃないだろう？
つながらなかったんだ。
それでなんとなく、すべてをまとめて後悔しているんだよ。

『私、かかわりづらい人でした』

どうにもいかないらしいのに、
自分でどうにかするしかなく続けているうちに、
自分でもどうにかなるやり方でいろいろを受け入れ、
笑いながら泣くなんてこともできず、
こわばった頬に口づけを待つ。
世界の口づけを。

君よ、愛されてください。

たしかなことなんて、
空の淡い色が好きだってことくらいで十分なんだ。
人としてのいいあり方、順番、序列、見てくれのこと、
これというたしかさなんて……。

『私、かかわりづらい人でした』

どうにもいかないらしいのに、
自分でどうにかするしかなく続けているうちに、
自分でもどうにかなるやり方でいろいろを受け入れ、
笑いながら泣くなんてこともできず、
こわばった頬に口づけを待つ。
世界の口づけを。

君よ、愛されてください。

本当じゃないことを本当にしたくて、

踏ん張り続けることを嘘とは呼びたくない。

知らない場所に来たんだ。
君も、知らない場所に来たんだよ。
そうして生きるのさ。

どうにもいかないらしいのに、
自分でどうにかするしかなく続けているうちに、
自分でもどうにかなるやり方でいろいろを受け入れ、
笑いながら泣くなんてこともできず、
こわばった頬に口づけを待つ。
世界の口づけを。

君よ、愛されてください。
君よ、愛されてください。