クリスマスの話 歌詞

『竹渕慶 - クリスマスの話』収録の『OVERTONES』ジャケット
歌手:

竹渕慶

よみ: クリスマスのはなし
発売日: 2021.08.07
作詞: Kei Takebuchi
作曲: Kei Takebuchi
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今からするお話はね 君の私の お母さんのこと
一緒に住んでても 住んでなくても
クリスマスを指折り数える お母さんのこと


お母さんが小さかった頃
君と同じようにサンタさんを待って
背伸びしてのぞいた冷蔵庫の奥
見つけちゃった小さな白い箱 気づかないふりして


てっぺんには
ダンボールの星をのせた 小さなクリスマスツリー
絵本で見たのとは違ったけれど
テーブルには おすしといちごのケーキ


決めたんだって
お母さんは いつの日かお母さんになったら
今日と同じような Happy Christmas
家族をつくりたいって


君がお腹に宿った冬は
張りつめた空 瞬く星に
君が元気で産まれてくること
それ以外に 願うことなんて何一つなくて


手を繋いで歩いた商店街 光をまとって揺れていた
雪を蹴り上げて 駆け出してく
小さな背中が まるで昨日のことのよう


決めたんだって
お母さんは いつの日かおばあちゃんになっても
君を胸に抱いた Happy Christmas
あの日を忘れないって


君が今年は帰って来るかと
押入れの箱 ホコリを払って
嬉しそうにツリーを眺めては
クリスマスを指折り数えて 今日も待ってる


ねぇ聞いて
お母さんが何よりも悲しいことは
もらえなくなることじゃなく
いつか あげられなくなることだから
そう言ってお母さんは
テーブルにおすしといちごのケーキを並べるの
Happy Christmas 家族をつなげる星

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