夏残照とカゲボウシ 歌詞

『Islet - 夏残照とカゲボウシ』収録の『命の肖像 -portrait of the lives-』ジャケット
歌手:

Islet

よみ: なつざんしょうとカゲボウシ
発売日: 2018.04.29
作詞: Islet
作曲: Islet
編曲: Islet
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夏が終われば夢は醒めるから
意味も無いまま待ち焦がれたんだ
片割れた日々の先に何も無いから
瞼を閉ざして息を止めたんだ


空白に佇む日々が夏色に染まり
何気無い仕草も色めいて映る
相対に苛立つ世界は火花を散らして
煤けた君は夏に溶けるように居なくなった


淘汰されても尚、諍い続ける事を
厭って憂いた
木漏れ日の末摩に触れた夏と


共に訪れる君の香りが
艶やかに色を纏い黄昏れに舞う
甘い風に撫でられて赤らむ頬が
憶えている 白く柔い手を
穢れのないあの夏を


灼けて褪せた記憶の中 君が笑ってた
途絶えたあの夏はまだ忘れはしない
茜色に暮れる世界は明日を急かすけど
君が居ないならと
また、駄々を捏ねていたんだ


走馬燈にも似た 淡い、甘い、夢の中
遠くに響いた
花火の音とひぐらしの哮り


君の残した確かな傷痕が
想う程に疼いて もう堪らないんだ
紡いだ夏の果てに君が居ますように
願う夏がまた過ぎていく


渚を染めた 残照が燦然と散った


夏が終われば君は居ないから
また夏を廻るべく息を止めたんだ
弾けて消えた花火と君の残り香
置いてかないで ねぇ


醒めない夏の夢をいつまでも
描く意味の無い日々がただ過ぎていく
紡いだ夏の果て 揺らいだ影法師
色褪せてく夏の愛瀬
忘れないであの夏を

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歌手: Islet
ステータス: 公式 フル

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