いろはに咲きて 歌詞

『ヰ世界情緒 - いろはに咲きて』収録の『いろはに咲きて』ジャケット
歌手:

ヰ世界情緒

よみ: いろはにさきて
発売日: 2020.12.30
作詞: samayuzame
作曲: samayuzame
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真っ赤な着物拵(こさ)えて
張子の虎の指を重ねたの
葉っぱで爪は隠すの
空音 撫(な)ぜる為に


ぱぱぱ、
ぱぱぱ。


薄荷(はっか)の花に誓って
唐紅(からくれない)の嘘を重ねたの
唯の一つで好いの
約束を教えて


容(かたち)の無い この詩想の庭 木々の奥深く
ぱっと花咲け 艶やかに 嘯(うそぶ)く様に


ひらり、ありふれて純情
屹度(きっと) 晴れやかに
境界なんて曖昧でしょう


光 浴びながら煌めけ
いつか雨上がり
末代まで
呪(ねが)いかけて 祭り騒ぎ


待ったは掛けられないと
抗えないと 老いを重ねたの
参つの御伽噺も
ほらね、信じるのでしょう 


中味(なかみ)は 有象無象の葬列
無数の火玉連れて
ぱっと斬り裂け 派手やかに
飛沫(しぶき)を挙げて


僕(わたし)の命は生生世世(しょうじょうせいぜい)
活かすも地獄 殺すも地獄
御前の命を呉(く)れないか
月夜が満ちる


ひらり、ありふれて純情
屹度(きっと) 晴れやかに
境界なんててんで曖昧でしょう


光 浴びながら煌めけ
いつか雨上がり
末代まで
呪(ねが)いかけて 祭り騒ぎ


まっさらな絵を描いて
何時何時(いついつ)までも
夢を見ていたの
まだ一人で眠る

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