飛天 歌詞

『Ayase×R-指定 - 飛天』収録の『飛天』ジャケット
歌手:

Ayase×R-指定

タイアップ: アニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (2023)」OP 1
よみ: ひてん
発売日: 2023.07.06
作詞: AyaseR-指定
作曲: Ayase
編曲: AyaseRockwell
関連歌手: Ayase
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傷有りのさすらいの身
痛みに鈍感な僕たち
もう錆びついたりはしない
野晒し上等の切先


あくまでも感覚的に
正しいと思えた道を
僕たちは騙し騙し走ってきたんだ
間違いの一つや二つはあった
刷り込まれた相対的な
幸せに興味などない
譲れないもの守る為この
頭を捻る刀を握る


十字路で交差
昨日のようだ
記憶の奥で目を覚ます動乱
いとも簡単
魅入られそうだ
真っ赤な雨が奏でる鎮魂歌
儚く散る亡者 手招いてる門番
身の内から焼き尽くす業火
地獄だろうが
天国だろうが
見てる前 先を急ごうか


傷まみれなんだとっくに
かさぶたもう一度剥がし
飛天 高く翔び立つ為に


しゃがみ込んだこの姿を
笑いたきゃ笑えばいい
汚れてなお空を睨む
僕たちはきっと誰より美しいぜ
さあ今日も耐えてみせる
泥臭く生きるのさ


誰彼の道楽的な
正しさに怯えた日々を
僕たちは流し躱し走ってきたんだ
間違い探しはうんざりなんだ
編み出された籠絡的な
称賛は味がしない
噛めば噛むほど
溢れる唾液に
お喋りも出来ない


振り上げる信念の納めどころ見失った鞘
綺麗な思い出だけじゃ膨れない肚括れなけりゃ無残
三枚に下ろされてさらば現世こそ修羅
罵声と歓声と返り血浴びて清めてく身体


傷有りのさすらいの身
痛みに鈍感な僕たち
もう錆びついたりはしない
雨晒しも恥晒しも吉兆
傷まみれなんだとっくに
かさぶた何度も剥がし
飛天 高く翔び立つ為に


しゃがみ込んだこの姿を
笑いたきゃ笑えばいい
汚れてなお空を睨む
僕たちはきっと誰より翔べる


たとえ今日が腐った日でも
明日がもっと終わっていても
一人くらいはこんなのでも
愛してくれると本気で信じてるぜ
嗚呼いつかいつの日にか
泥の中に咲いて雲の上で散るのさ
嗚呼馬鹿みたいな日々を
生き抜いてみせるのさ

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歌手: Ayase×R-指定
タイアップ: るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (2023)
ステータス: 公式 フル

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Ayase×R-指定『飛天』の Official Music Video

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「Ayase」コメント

振り返ると常に選択の連続。正しいかどうかをその時の秤にかけて頭を抱える日々。そうして何度もはかり違えたと、後悔や挫折を繰り返す中で増えた傷は、勲章のように思えるものもあれば痛々しく膿んだままのものもある。
これらの違いは、その大体が現在の自分の状態との関係の中で変化し、生まれる差異なのかもしれないと、音楽に振り回される生活の中でふと思った瞬間がありました。
この気付きさえも10年後の自分からすれば青い考えだと嘲笑されてしまうかもしれないけれども、少なくとも今の僕にできることは、目の前の選択が正しいかどうかではなく、選んだ先で少しでもこの傷を愛しく思えるように、がむしゃらに戦い続けることだけだろうと、思い至った一つの決意を書き殴った歌です。
きっと、こんな心の内を歌に乗せてさらけ出したくなったのは、守るべきものの為に戦い続ける剣心の姿を見たからだと思います。


「R-指定」コメント

時代の大きな変わり目に戸惑い、憤り、それでも己の闘いを終われなかった者達…
令和に生きる自分達のようだと思い歌詞を綴りました。


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