カヤ 歌詞

『anewhite - カヤ』収録の『NACHTMUSIK』ジャケット
歌手:

anewhite

発売日: 2020.07.22
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年上の彼は煙草に火をつけた。
横顔見てるとあっという間に
半分より短くなった煙草が
何だか妙に可哀想になった。
しかしそれが世の常と思った


彼の口に咥えられた
一本の煙草が一利もたらしたと思った
限界まで奉仕した体を押し付けられて終える生涯は
貴方にとってどんなものだったのだろう?


さよならなんて言わないでもう それももう言えないのね
思い出せなくなった時に思い出して
子供みたいな口癖を 下手に隠すのがらしかったわ
少しだけ気取った日には 目と目が合う気がしてた


透明なんてものより確かに濁ったそれさえ
クリアに見えたふたりは ゲームオーバーね


彼の口に咥えられた
一本の煙草が一利もたらしたと思った
限界まで奉仕した体を押し付けられて終える生涯は
貴方にとってどんなものだったのだろう


あたしが泣いて済むことも 笑って済ますことも
重いだけ 分かってたってもう癖になって
冷めないまま口付けた 缶コーヒーの様でさ
火傷になって気づくようじゃ遅いかもね いつも通りさ


支配する苦味さえ慣れてしまった


小夜ならなんて もう傷口を塞ぐためだけの
絆創膏を貼る行為や春も恋も やめにしよう


大人のフリや口づけが 上手なあなたを思ってたよ
煙たくも苦くもないのがお似合いなの もう要らない


もういない


年上の彼は煙草の火を消した
横顔見てるとあっという間に
半分より短くなった夜に
なんだか妙に可愛そうになった
それがあたしの常と思った


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歌手: anewhite
ステータス: サブ フル

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