どこかでコヨーテが鳴ないている
僕ぼくの周まわりは漆黒しっこくの闇やみ
まとわりつくような孤独こどくが
骨身ほねみに染しみる夜よるだ

君きみがいなくなった日常にちじょうに
いつになったら慣なれるのだろう
できるなら 別わかれの理由りゆう
教おしえてくれればよかったのに…

自分じぶんを傷きずつけるものは
遠とおざけてしまいたかったのか？
言葉ことばの小ちいさな棘おどろが
愛あいの居心地いごこちを悪わるくしたか？

人混ひとごみを避さけたくて
街灯がいとうりから離はなれ
暗闇くらやみを探さがしてた
心こころの荒野こうやに吹ふきすさぶ風かぜ
僕ぼくの影かげ
消きえてしまえばいい

どこかでコヨーテが鳴ないている
寂さびしさに何なにを叫さけんでるのか？
誰だれに助たすけを求もとめても 僕ぼくには
気きづかないだろう
どこかのコヨーテの独ひとり言ごと
一緒いっしょに涙なみだ 流ながせるように
新あたらしい世界せかいの光ひかりよ
夜明よあけはまだこれから

何なにから逃にげているのだろう
誰だれも追おって来きてなどはいない
過すぎ行ゆく風かぜの音おとさえ
足音あしおとのように錯覚さっかくする

すぐそばにいた君きみが
手ての届とどかない場所ばしょへ
もう二に度どと会あえないと…
思おもい出ではなんて残酷ざんこくなのか
星ほしたちは
無駄むだだとわかって
輝かがやくのか？

永遠えいえんは信しんじてない
全すべてに終おわりはある
どうすれば忘わすれられるんだろう 君きみを…

どこかでコヨーテが鳴ないている
寂さびしさに何なにを叫さけんでるのか？
誰だれに助たすけを求もとめても 僕ぼくには
気きづかないだろう
どこかのコヨーテの独ひとり言ごと
一緒いっしょに涙なみだ 流ながせるように
新あたらしい世界せかいの光ひかりよ
夜明よあけはまだこれから

叫さけべ コヨーテ！