こんな時間につきまとうのは明日の後悔を連れてくる夢
揺れて沈んで　目を逸らしてたもののそばで　君のことだけ　君のことだけ

言葉になんてまだできなくて　間違いそうで怖くて
でも口を閉じているのはもっと怖くて
伸びて縮んでまた伸びてった影を見つめて気付いた
僕の居場所はあれからあの時のまま

守る為だと固く握ったこの手の真ん中の指を立てて
掴み損ねたこの指一本分の中に　二人の明日と　君の優しさ

言葉になんてまだできなくて　間違いそうで怖くて
でも口を閉じているのはもっと怖くて
重なり離れてまた重なった針を見つめて気付いた
君が踏み出した未来に僕だけがいない

傷付かぬように逃げて　痛そうなことも極力避けて
互いに向いた愛は刺さるほどに尖って
今気付いたところで何もできないあの夜の続き　君のSOS響いて

言葉になんてまだできなくて　間違いそうで怖くて
でも口を閉じているのはもっと怖くて
伸びて縮んで重なりそうで離れ離れの気持ちが溶けずに沈んで
夜の底で揺れていた