シーラカンス 歌詞

『seiza - シーラカンス』収録の『シーラカンス』ジャケット
歌手:

seiza

投稿日: 2022.01.03
作詞: seiza
作曲: seiza
編曲: 歩く人
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息継ぎすらも諦めて
重くなる水圧は鱗のよう
叶わない未来の眩しさも
届かないほどの闇に沈んでいく


寄せては返す波のような
悲しみの満ち引きに揺られている


深い海の底まで潜って初めて
微かに聞こえたシーラカンスの鼻歌が
間違えた正しさの尾を引いて
捻くれた心を気にも留めず
流れていた


何万マイル沈んだのだろう
潜水艇の発条は壊れたまま
記憶を喰らい膨らんだ
この自己嫌悪も泡と弾けたなら


嵐のような苦しみも
厭わず泳いできたはずなのに


暗い海の底から見上げた水面
再び聞こえたシーラカンスの鼻歌が
降り頻る涙の雨粒を
残らず掬うように
ひとつひとつ紡いでいく
差し込む光のメロディ

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歌手: seiza
ステータス: 公式 フル

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