熱と白昼夢 歌詞

『るぅと - 熱と白昼夢』収録の『熱と白昼夢』ジャケット
歌手:

るぅと

よみ: ねつとはくちゅうむ
投稿日: 2023.08.03
作詞: るぅとTOKU
作曲: るぅと
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包囲セヨ 包囲セヨ
始まっちゃいない
まだ息はしてるんだろ
あの熱が


何回と難解な選択肢の果て
何億と何万の自分殺めた
刺す暑さの窓際 夢見る少年
僕を恨みがましい 目で見ていた


汗ばむ陽気も
鬱陶しいだけだなんて
サムい人生 いつからだ?


夏の教室の隅っこに
置き去りにしてった僕が
苦しいって言うんだ 今
包囲セヨ 包囲セヨ
まだ息があるって言うんなら
ただ信じたい


刺すように春を喰らう
夏の陽射しも
気付かないほどあの日
君は夢中で


野放図な未来図に
希望ばっかの
わがままなヒーローは
どこへ行った?


滴る汗すら
邪魔くさいだけだなんて
サムい思考は いつからだ?


夏の教室の隅っこで
苦しいってわめく僕を
見ないふりで
あの時死んだ 僕の見た
未来を踏み躙り
今 息をしてる


亡霊の胸を打つ冷めた太陽
長い永い白昼夢だった
まだ子供でも良い


夏の教室の隅っこに
置き去りにしてった僕に
ごめんね、ってただ 今
抉じ開けて 抉じ開けて
照り付ける陽の下へと
連れ出すから


ずっとそこに居たんだ
気付かないふりして お待たせ
やっと、また会えたね

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