空を飛べるように　羽を生やし急いだ
雲を超えるように　どこまでも歩いて行こうか
月が照らす未来に　僕らのカタチは在るか
きっとこの先で　また会えるだろう

真っ青な空に浮かぶ飛行船
少年の心を躍らせていだんだ　あの頃はまだ
真っ白な部屋で筆を執った
透明な心の行く先は知らない　何はきっと

それでも大人になっていく
聳え立つ今の自分に　立ち向かえるだろうか

空を飛べるように　羽を生やし急いだ
雲を超えるようにどこまでも歩いて行こうか
月が照らす未来に　僕らのカタチは在るか
きっとこの先でまた巡り会えるだろう

海の澄んだ青や　月や星の輝きが
僕らの感情を連れ去ってくれないか
それでも変われないや　花は枯れてしまった　春は巡り　呼吸を早めていた
この唄も朽ち果てるようだ
その一瞬まで愛を注ごう

空を飛べるように　羽を生やし急いだ
雲を超えるようにどこまでも歩いて行こうか
月が照らす未来に　僕らのカタチは在るか
ずっとこの先で待っているよ

明日を描くように　何度も繰り返した
微風の向こうに　大きな風はあるさ
雨上がり午前四時　渦は過ぎ去ったようだ
そっと夜は明ける　旅に出ようじゃないか