迷妄、取るに足らなくて 歌詞

『宮下遊 - 迷妄、取るに足らなくて』収録の『見つけた扉は』ジャケット
歌手:

宮下遊

よみ: めいろうとるにたらなくて
発売日: 2022.03.16
作詞: 卯花ロク
作曲: 卯花ロク
編曲: 卯花ロク

虚ろでありたかった


搾取は繰り広げられ 見せしめの公開処刑会
娯楽と奴らは称すけど 面白さがわからない
誰かを弄ることでしか自己を示せないなんて
知性の欠片も無いのね 御山のスペシャリスト


なんてくだらない人ばかり
太宰に目を落とし溜息
ワタシも含めて滅んでしまえばいい


誰かのこと 気にするほどこの心に空き場所はないの
なのに どうしてその境目に偽善は潜り込むのか
許せないなら 救えないなら 感情など知りたくなかった


チャイムの音 打ち切り合図
ワタシより鐘の音がヒーローでした


モラルを嘯くは教師 その口で弱者を貶して
強者には媚び諂う 畜生のモラリスト


なんて下劣な大人達
我が身が何より可愛らしい
ワタシがお前らと似てることが憎らしい


誰かのこと 見下せるほどこの心は清らかじゃないの
我がふりすら直せないのに 人のふりばかり気にして
俗はどっちだ? 下卑はどっちだ? つまるところは同族だった


チャイムの音 憎らしい顔
鏡で写し出されたワタシでした


なんてつまらない世の中に
産まれ堕ちてしまったんだろな
ワタシは運命に躾けられた奴隷


誰かのこと 誰かのことってそれ以外考えはないの?
たかが知れた量産型が比較など烏滸がましいや
自分のこと 己のことすら何も分からないくせに


嘲笑い声 耳鳴りがした
そうしてふり出しへと戻るのでした


もどるのでした

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歌手: 宮下遊
ステータス: 公式 フル

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