夢から　目覚めて
君を待って　今日で何年目
迷子の私は　今年も変わらないままで
くだらない話を　ここでいつか君がしていたね
言えない言葉が　今でも巡り巡るまま

ちょっとだけ胸が痛むの
楽しいことじゃないでしょう
ひらひら舞う風船に　君が重なった
嘘でもいいよ　そうじゃないでしょう
君は止まったまま

置いてかないで
そばにいさせてって
ありきたりな言葉を全部あげるから
さよならって　悲しそうに言わせてよ
ごめんね　少し待たせてね

戻らない時間も
重ならない吐息も
暗がりで　きみと待ち合わせ
返事なんてない　魔法はかからない
さよならに続く言葉が今もわからない
でもそれでいいよ

ほんとうはね　全部わかるの
正しいことじゃないでしょう？
きらり光る偶然が　涙だとわかった
置いてけぼりのままでずっと
時が止まったまま

置いてかないで
そばにいさせて
渡された時間も全部
全部あげるから
君しかとけない　まじない解いてよ
醒めない言葉で

置いてかないで
そばにいさせてって
ありきたりな言葉を全部あげるから
さよならって最期にまた言わせてよ
“ごめんね”　少し待たせたね