窓から差し込む陽が
朝のおはようをささやく
また昨日と同じ日
それすら日常だった

夕方の風は背中
押して「きっと大丈夫」と
躓き挫けて
伸びた影　踏んだ

また思い返す蒼い日が
モノクロに写った景色が
静かに過ぎてく
時を運んでいく
雫の音が聞こえる

空を　見上げて
こぼれ落ちるあの想い
人混み駆けてく
話し声　耳を塞いだ
壊れたイヤフォン

Twenty years old　戻らない日々
Twenty years old　振り返っても
Twenty years old　まだ見上げてる
Twenty years old　夢の続きを

夜空に流れた星
遠くに消えてしまって
儚く叶わぬ夢
背伸びをして手を伸ばした ah

いつの日かどこか
この空を見上げて思う
セピアの映画を
裸足で駆けてくみたいに
蘇る記憶　ah

また思い返す蒼い日が
モノクロに写った景色が
色づき始めて時を変えていく
もう振り返らないで

空を　見上げて
こぼれ落ちるこの想い
人混み駆けてく
明日に向けて投げ捨てた
壊れたイヤフォン

Twenty years old　戻らない日々
Twenty years old　振り返っても
Twenty years old　まだ見上げてる
Twenty years old　夢の続きを

Twenty years old　あの日の君へ
Twenty years old　聞こえてますか
Twenty years old　届けたい声
Twenty years old　言葉にするよ

Twenty years old　戻れない日々
Twenty years old　振り返らずに
Twenty years old　今見上げたら
Twenty years old　届く気がした

俯き泣いてばかりだった君へ
不安で逃げていた過去は
目を塞ぎたくなる日々は
少し手を伸ばしたその先の幸せに
繋がっているんだよ