母校の廊下老化　枯れたプール謳歌
抜けた階段登って
冷たい井の中の　枯れた花にキスを

雲の上を歩いて　海に沈んだ家に帰って
あたまグラグラ　カラダぐしゃぐしゃ
天より突き抜けて

この曖昧線状感情どうか
消えないうちにワタシ助けて
頭バニーエイリアン
笑ってあげる　愛してあげる

いっそ枯れて散って咲いて鳴いて
泣かないでなんて　命捧げて
頭ん中入ってこないでやめて
息が詰まるわ
ただ生きてゆきたい
そうね

独りでに動き出すの
仄暗いダクト通って
煙吐き出した　寂しげなチムニー

ゾッとするようなホッとするような
浮遊感にかられ
光を目指して　必死に息をしていた

夢に見たメロディ
おもちゃ箱に鍵　かけてみても空っぽ

猫の皮を剥いだ
狡猾さえあてにならない
言葉を詰め込んで

君の初めての罪も
可哀想な嘘も
きっと飲み込んであげる
秘密の部屋の中
甘い蜜を垂らして　誘ってあげる

いっそ君と二人手を繋いで
一歩歩き出して
空に浮かんでも
ダメよだって坊や
きっとパパもママも浮かばれない
そう君を信じてるからね

帰りの馬車は来ない
一人暗い道を歩いてる
すがる藁さえないような世界で
もがくだけじゃいない
ただ希望を孕んでる

この曖昧線状感情どうか
消えないうちにワタシ助けて
頭バニーエイリアン
笑ってあげる　愛してあげる

いっそ枯れて散って泣かないで鳴いて
命かじって　頭ん中入ってこないでやめて
息が詰まるわ
そうね