積乱雲の下で 歌詞

『クレナズム - 積乱雲の下で』収録の『積乱雲の下で』ジャケット
歌手:

クレナズム

よみ: せきらんうんのしたで
発売日: 2021.08.27
作詞: クレナズム
作曲: クレナズム
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くだらない話で はやく帰ろう
戻れない八月 夏が終わる


夏風が君を掠める 飲み干した透明の
泡の数だけ考えて 話して
まるで君と夢を見てる そうじゃない証明に
冷えたボトルを頬にあて 笑って


夕立ち振る雷鳴
ぺトリコールに包まれて 白線を歩く
夕立ちの向こうへ
顔隠しながら 手を引いて走った


あの日を境に君の優しさの意味を探しちゃったんだ
蝉時雨に降られた帰り道ふたりサイダーを握って
やけに曇った君の退屈は風に吹かれ
下がる遮断棒 警告色の先を 渡ればもう分かれ道が見えて


季節が終わるね 君らしくないこと言うなよ
戻れない 気がして 日常が過去になる


夏風が君を掠める 物憂げな表情で
そのまま汗が頬にまで 伝って
夕立ちの向こうへ
2人で走ったあの日を 遠く思い出す


あの日の蝉時雨が今でも心に降り続けてるんだ
笑い疲れたあとのバス停で食べる氷菓子のような
そんななんて事無い夏が来るんだって思ってた
上がる遮断棒 赤色灯の 褪せた赤が青空に映えるばかりで


今年も暑いね ありきたりな会話が過ぎて
他愛ない嘘じゃない 夕立を走り抜けて
君の手を握るだけ
いつまでもこのままで


あの日を境に君の優しさの意味を探しちゃったんだ
蝉時雨に降られた帰り道ぬるいサイダー飲み干して
やけに曇った君の退屈は風に吹かれ
踏み切る喧騒 取り留めないよ 素直になれるはずの2人なんだけど


戻れない気がして 立ち去る夏を呼び止めたよ
他愛ない 二度とない 君との夏が終わる

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