舞姫 歌詞

『伊藤碧良 - 舞姫』収録の『舞姫』ジャケット
歌手:

伊藤碧良

よみ: まいひめ
投稿日: 2020.06.07
作詞: 伊藤碧良
作曲: 伊藤碧良
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嗚呼 僕が僕であったのはいつだっけ
いつからだろうか 言葉の色が透けていくことさえもわかっていた
あなたが放った 舌先だけの未来も
狡さに変わっていくのなら
扁桃体と称して堰き止めた
あの傷は一体さ!
なんだって言うんだろう


今なら、どんな言葉も黙って呑み込むから
空回る温度が溶けて飽和した脳漿で満ちた部屋
今なら、どんな嘘さえも笑って誤魔化してあげるから
どうか今だけは手放せないでいて
全てが頭上に浮かんでいた


嗚呼 僕が僕であったのはいつだっけ
いつからだろうか 白々しいほどに緩む頬は砕けていた
矛盾を孕んだ 嘘だらけの芝居も
辟易の果てに零れ落ちた
たかが一言の呪いは酷く儚く醜いもんだ


今なら、どんな言葉も黙って呑み込むから
なけなしの愛慕が与えた効能は往々にして消えた
今なら、どんな嘘さえも笑って誤魔化してあげるから
どうか今だけは手放せないでいて
宙を舞う僕を眺めている


今なら、どんな嘘さえも笑って誤魔化してあげるから
どうか取り留めてくれ 全てが灰になる前に


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歌手: 伊藤碧良
ステータス: 公式 フル

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