君の温もりを感じたい夜に
真白な息が僕を包み込む
隣で「寒いね」と手を合わす君が
いるんじゃないかって俯いた

通知の音が鳴る度に
僕の心は君へ近づく
こんなに想う心の中も
霧で隠れて見えはしないのかな？

あぁ
心に留めてた愛がこぼれた
あぁ　それが
恋していたこと気づかせてくれた
赤く染まった頬を伝うのは
冬の涙ってやつかな

君が今　何をしてるかなんて
考えたって分かりゃしないよな
ふと顔を上げて　映った後ろ姿が
君と重なり　悲しくなった

いつも感じる耳障りな
電車の音や人が過ぎる足音
なんでかなぁ今日だけは
僕の心みたいで切ないんだ

あぁ
心に留めてた愛がこぼれた
あぁ　それが
恋していたこと気づかせてくれた
赤く染まった頬を伝うのは
冬の涙ってやつかな

君が僕からの連絡を
待ってるなんてあり得ないけど
そんな事無いとは思うんだけど
ちょっとは期待してしまうよな

あぁ
心に留めてた愛がこぼれた
あぁ　それが
恋していたこと気づかせてくれた

あぁ
心に溜め込んだ愛が溢れた
あぁ　それが
冬の寒さをもっと強くした
だけどどこか暖かいのは
冬の涙ってやつかな

あぁ　雪なんて降ってないや