分かるふりをして　涙をこらえた
あの日君が残した　言葉の意味を探して

思わず照れ臭くて　強い言葉が出る
いつもの困った顔　私も気づいてたよ
思い出すこと　やめられなくて
帰り道　ひとりが寂しくって
さよなら　止まない雨の中　傘を捨てて走った

笑顔を交わした　あの日は戻らない
君に止めて欲しい　けど笑ってほしい
分かるふりをして　涙をこらえた　
あの日君が残した　言葉の意味を探して

鏡の中映った　たまに目と目が合う
いつもの困った顔　何より懐かしいな
潮の匂いに立ち止まる　それぞれの街で
ふたりで笑い合ったあの日はずっと
胸の奥で光る宝物

いつまでも変わらず一緒に大人に
なれると思ってた
いつかどこかで逢えても　見違えるほどの
輝く私に気づかないでしょ

どれだけ泣いても　雨は降り止まない
今は前を見て　進まなきゃだから
この場所から始めるよ　雨のち晴れ

ふたりで描いた　未完成な昨日
君に逢えたから　私でいられた
今なら言えるよ　大きくありがとう
あの日君が残した　さよならの意味を知った