至ってみてくれそこにあるように
消えてはなからここに生るように
痛って気づいた帰りのように
居てよそこにね黒纏うように

どこで見たの野暮な空虚
あたし居場所辞令消去
謎に深く不覚占領
剣呑平気見事束の間

絶対領息吐いて直ぐにも
敢えて作るあたしの酸素
浮上潜伏熱が違って
たまにふらり深海いらして
まるで違う生命それすら
はっきし見えた宿しプシュケー
やっとねまたね舞台しつらえ踊るわ

ナニヲオモウ情緒凍てつく状況
悲喜交々と全方位連ねて
ほころぶ症状たゆた伝うは
儚げな共鳴の祝福

偽りなく隠して全部
戦も多く手ほどき致して
偽りなく隠して全部
否応なく果てまで朽ちて

至ってみてくれそこにあるように
消えてはなからここに生るように
いいやって気づいて孤独知るように
思って初めて成し遂げたようで

ごめんこれって普通の事
それじゃまるで空の脳で
でもね本音ぶつけないで
わざとじゃないって素振りで

ナニヲオモウ情緒凍てつく状況
悲喜交々と全方位連ねて
及ぼす考慮ガタカ伝うは
おぼつかぬ惨劇の雷鳴

こぼれ落ちた騒動誰が嘆く
忘れさられた挙句の行き先
それでもどうぞ片道だけの
儚げな共鳴の花束

偽りなく隠して全部
酸いも甘いも存じ上げないわ
偽りなく隠して全部
偏りなく振り切る秒針

それではどうぞ衝撃の暴動
秩序モラルと正義を連ねて
ほどける症状たゆた願うは
高らかな衝動の聖詠