歪な面構え二枚目になり
誰に威張ろうか右に左
澄ました邪論で負い目拭いたい
酷く濁った一人芝居の様だ

愉快メランコリーI loveに酔いしれ
私の事は見えているのでしょうか
裏返せば辛いでも後にゃ引けない
どろろん明日はうらめし盛り

えんやこらよいと
軽薄な祀り不明な
雲行きで雨霰
愛想も泣く泣く
灰色に染まり暮らしも
グラグラしまいにゃ往来
暗がりの背後に
無感情な愛
腐り出すアイロニー
揺らぎなんて無い
奪えそうにない無価値な擬態
偽りの情をねだり餌に笑え

一ニの三で御怒りな坊やを
慰め仇で返せ欲に暴れ
いい加減な御歌を歌う少女
大木を離れな日が暮れる前に

翻る態度
必死な舞台を背に
天晴れと讃え
仮そめの愛を手に
有象無象なハート
ひび割れ破片を踏み
振り解いた嘘は
流した血に溶けてゆく

えんやこらよいと
軽薄な祀り不明な
雲行きで雨霰
愛想も泣く泣く
灰色に染まり暮らしも
グラグラしまいにゃ往来
暗がりの背後に
無感情な愛
腐り出すアイロニー
揺らぎなんて無い
奪えそうにない無価値な擬態
偽りの情をねだり餌に

くだんない哀楽
笑えや相棒
恨みで絆した
命をご寛恕
稲妻に打たれ
落とした涙の
後に呪いをねだり
餌に笑え