デュレエ 歌詞

『椎乃味醂 - デュレエ』収録の『デュレエ』ジャケット
歌手:

椎乃味醂

発売日: 2024.01.25
作詞: 椎乃味醂
作曲: 椎乃味醂
編曲: 椎乃味醂
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この両手では受け止められない程、
意思が投げられてきた。
身体が伴っていたら、
おびただしい数の痣ができていた。
誰かがその心証に、
「公共的」と主語を貼り替えていた。
接続のイコンとして担がれ、
他方には分断の遺恨があった。


完全に0とか1で定まる、
絶対性は無かった。
お互い半々で認め合える様な、
寛容性が欲しかった。
この場にそんな余裕がない事など、
もう痛切に分かっていた。
その遺恨を除けて、底上げ、
ただ「好きだから」でここまで来た、
今日だ。


この両手では受け止めきれない程、
心臓を揺らしてきた。
その情景に魅せられてはまた、
ここに願いを託してきた。
誰かがこの構造を、
偽物だと簡単に省いていた。
それでもこの場を成したモノ全てを、
ただ本物だ、と思った。


完全に0とか1で定まる、
音素の集合だった。
それ故痛みを感じぬ事だけが、
不幸中の幸いだった。
こうやってフィクションに移入できる事が、
ぼくらの特権だった。
そういう人間の成せる業が、
虚構も現実にしてきた、
今日だ。


さながらシンデレラのストーリー、
ぼくらの記憶を繫ぐ輸送機、
上へ向かった力とProxy、
命を飛躍させるアプローチ、
リバース、作用と持続の体系、
言葉で規定できぬこの背景、
映画仕掛けや機械論では、
一枚たりとも引き裂けない、
ぼくらの方向性!


その両手では受け止められない程、
意志が乗せられてきた。
身体が伴っていたらきっと、
ただただ押しつぶされていた。
それは、大きく広がり開く、
ぼくらの試行の証明だった。
そういう数多の事実の線が、
ぼくらを今へ結んできた。


煌々と0から1へ重なる、
確かなモノがあった。
ぼくらの生活や思想、様相、
すべてが絶えず変わってきた。
こういうノンフィクションを、
紡いでくことがぼくらの人生だった。
そんな過去や今に、
未来を創り出そうとしていた、
今日だ。

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歌手: 椎乃味醂
ステータス: 公式 フル

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