1.己は廻っているのか、其の実、堕ちているだけなのか?
2.輪廻の底へ 或いは其の終点へ3.
4.はじまりは誰かのちっぽけな愛の“うた”だった
5.燃夷弾の雨が降るなかで 退屈な暴君は問う
6.「己は廻っているのか、其の実、堕ちているだけなのか?」
7.繰り返しの神様は今日も黙ったまま、眉を顰めるだけだった8.
9.円環 / タービン / 無表情 / 秒針 / 無限軌道 / 月食 / 人の過ち
10.繰り返しの神様は決して幸せを繰り返さない11.
12.己は廻っているのか、其の実、堕ちているだけなのか?
13.輪廻の底へ 或いは其の終点へ
14.円環の綻びが存在し得た、否――し得るのならば
15.己は此の歪んだ王冠の「最後」の犠牲者に成れるだろうか16.
17.己は廻っているのか、其の実、堕ちているだけなのか?
18.輪廻の底へ 或いは――19.
20.此度も誰かのちっぽけな愛の“うた”だった
21.彼は嘗ての友の亡骸に剣を手向け、また問うた
22.「己は廻っているのか、其の実、堕ちているだけなのか?」
23.繰り返しの神様は――微笑っていた?24.
25.己は廻っているのか、其の実、堕ちているだけなのか?
26.輪廻の底へ 或いは其の終点へ
27.其処に僅かな尊厳が或る、臆――在ったのならば
28.君は“うた”に跪き、爪先に口附けることが出来るだろうか29.
30.許されたい訳じゃない
31.君もまた輪廻に囚われているのだと知ったから
32.君を退屈させる王位など奪ってしまおうか
33.繰り返しの神様の戴冠式34.
35.己は廻っているのか、其の実、堕ちているだけなのか?
36.輪廻の底へ 或いは其の終点へ
37.円環の綻びが存在し得た、否――し得るのならば
38.己は此の歪んだ王冠の「最後」の犠牲者に成れるだろうか