声こえすら失うしなうような 絶望味ぜつぼうあじのスープを
一生いっしょうに少すくなくとも一杯いっぱい 飲のまなくちゃならないみたいだ
怠惰たいだや弱音よわねを混まぜた 自家製じかせいの大だいピンチが
今僕いまぼくの目めの前まえで湯気ゆげを立たててる 危険きけんな色いろが渦巻うずまく

息いきを吸すった時ときに感かんじた 外野がいやの香こうばしさと
銀色ぎんいろの匙さじに映うつり込こんだ 歪いびつにこちらを睨にらむ顔かお
「あんたじゃ役不足やくぶそくだ」と主張しゅちょうしているみたいだ
余計よけいな五感ごかんは塞ふさいだ

無謀むぼうな理想りそうが五臓六腑ごぞうろっぷに突つき刺ささる
ビターなこの現代げんだいと引ひき立たて合あってクセになる
「変かわった嗜好しこうだ」って言いわれなくたって知しってる
でもご馳走様ちそうさまと共ともに僕ぼくは 僕ぼくで在あり直なおしたいんだ

震ふるえる指ゆび 汗あせばむ襟えり 痛いたみと疲つかれと失敗しっぱいを
憂うれいてても 拒こばんでても もうマシになることはないだろう
流ながし込こむ度たび 増ましてく渇かわき 泡立あわだつ不気味ぶきみな祝杯しゅくはいを
一滴残いってきのこさず飲のみ干ほすまで YEAH!!

独ひとりきりで生いきてた時ときより大盛おおもりになったな
ギブアップなんて言いえる空気くうきでもないよな
でも独ひとりきりで生いきて良いいよと言いわれたとしたってもう
選えらぶわけないほど あなたとの日々ひびを欠かかしたくないの

ご馳走様ちそうさまと共ともに僕ぼくは もう一度宿いちどやどしたいんだ
ため息いきに吹ふかれ冷さめた心こころ 沸わかすような熱ねつを

震ふるえる指ゆび 汗あせばむ襟えり 痛いたみと疲つかれと失敗しっぱいを
憂うれいてきて 拒こばんできて もう諦あきらめるのにも飽あきたろう
流ながし込こむ度たび 増ましてく渇かわき 泡立あわだつ不気味ぶきみな祝杯しゅくはいを
咽むせながら頂いただく それでこそ人生じんせいだろう

続つづく暮くらし ふとした時とき 煮詰につまる悩なやみや悲かなしみを
そこら中じゅうぶちまけてしまいたくなるような時ときにこそ
止とめるな匙さじ 続つづけ渇かわき 全すべての未来みらいに乾杯かんぱいを
Give Me 運命うんめいのカケラ この世よの奥おくに隠かくれた
そいつを掬すくい出だすまで そして
一滴残いってきのこさず飲のみ干ほすまで YEAH!!