光速心臓伝達に
脳内の血流が滾る
呪文のように繰り返す
秘密の世界君らの声

諸行無常の冥府から
不埒な猥談と映像
実際どちらが勝ち取るかは
そんなのはわからねぇ

迷走
右往左往の心電で
必死になって汗かいて
言葉の悶絶反感を
抱く少年は断ったまま先立つ

悲愴想像支離滅裂
銃身は目玉を打ち抜く
音が聞ければこんなもの
くれてやるんだと

火薬詰めろ
想い込めろ
声を上げて
自分を売れ
両手上げろ
命堕せよ
叫ぶ声
悲惨な生

歴史新たに作れない
黙っても生まれはしない
未熟なモノサシで決めるな

不安定なこの狭間
堕ちぬ標なんてないさ
その二つの眼この先は何がみえる？

這いつく人生トカゲのようだと
周りは笑って指を刺す
自分の運命先が見えずに
水面は涙で溢れ出す
信じて生きても実力だけでは
なにもできずに死んでいく
殻をやぶって抜け出せここから
時代は僕らを求める

無重威力の重圧に
蝋が溶けるこの様に
スーツを着てる人形が
こちらを見ているようだ

貧困世界のアイロニー
迷惑がられてる少年
実際見ている映像は
本当の偽り

轢死新たに作れない
黙っても生まれはしない
過去の清算はじまった

景色を閉ざす心
寒いけど震えるな脳よ
未来はそこで笑って消えてく

歴史新たに作れない
黙っても生まれはしない
未熟なモノサシで決めるな

不安定なこの狭間
堕ちぬ標なんてないさ
その二つの眼紅玉で何がみえる？

嗚呼

空は
赤く血なまぐさく
諧謔時代刺した
自分を信じて生き抜くことがさ
この先壁があろうと夢現
諦めずに突き進む運命を
これでいいのかな？
はじまりはどこだ