期待や希望は無責任
想いは風化せず首締める
誰かの言葉にふらふらり　瞳閉じた
その手を離してしまってた
弱さにどれだけ怒っても
過ぎ去る時間は残酷で　膝抱えた

夕闇撫でる頬に寂しさを
感じるほど途方暮れた
君の横顔を覚えてるの何故
あまり「苦しみたくないんだ…」

もう君の顔も　もう君の仕草も
繊細そうな声も　思い出したくない
いっそ…消えて消えていきたい
今も想いは　消えてくれそうにない

終わりの文字なんてないだと
永遠がないこと忘れてて
呆然と過ごす時間だけが　現実だった

暗闇慣れる心に潜んだ
醜さに嫌気がさして
夢なら覚めてと繰り返すけれど
言葉　宙に浮くだけで

もう君の指も　もう君の弱さも
濡れて泣く瞳も　思い出したくない
いっそこの世で消えて消えていきたい
今も想いは　消えてくれそうにない

苦しくて離してしまったのは自分なのに
その日を後悔しなかったことはない
何度も夢で見て　何度謝ったって
時間を元に戻す事は出来ない

曖昧な優しさも　まどろみに溶けていくと
君は確かにこの手握り返してくれたはず…

もう君の顔も　もう君の仕草も
繊細そうな声も　思い出したくない
いっそ世界から　消えて消えてゆきたい
今も想いは　消えてくれそうにない