「諦めよう」「もうダメだ」何回思ったんだろう
柔らかな過去　掻きむしられて　傷跡にしてしまった

「アイツはいいな」「楽しそうだな」他人を羨んでみても
見えない努力　研ぎ澄まされて　余計泣きたくなるんだ

嫌いな自分ばかり　転がり　散らばり
とりあえず背を向けて　投げ出したっていい

焦らなくたって大丈夫　今のままだって大丈夫
指先ばっか眺めてても世界の果てに行けなくても
変わらないよ大丈夫　そのままの君が好きだよ
観てみたいもん　わからないけど
怖がりながら映し出す一歩は
見慣れた苦さも　食べ飽きた景色も
ツギハギナエンドロールへ

忘れられちゃうな　このままじゃ　何か変えなきゃなのかな
同じカット　同じシーンばかりが寄り添って離れない

ラストは待ってるだろうか　優しく泣けるだろうか
知らないことは悪くない　いつでも怖くていい

立ち止まったって大丈夫　背伸びしなくても大丈夫
哀しい朝　壊せないけど　矛盾だらけだったとしても
愛してくれるかな　僕の手をとってよ
冷たい心抱えてても見えない影に甘えても
怯えてた雨も　聴き飽きた夜明けも
ツギハギナエンドロールへ

ここに座ってよ　僕もいるよ
ここに座ってよ　ほら今始まる

焦らなくたって大丈夫　今のままだって大丈夫
もしも描いてた僕じゃなくても
小さくて温かなその手で君が握るさ
そのままの君が好きだよ
観てみたいもんわからなくても
怖がりながら映し出す言葉は
目を覚したシーンへ　手放したページへ
ツギハギナエンドロールへ
大切な君と　強がりな僕のツギハギナエンドロールへ