思い出している　そのうち朝が来くる
ああ　寝てるのか　現実なのか　ひたすら追いかける
流されていく　僕は取り残されている
ああ　夢か

耳を澄まして　足音探る
街中では　まあ中々巡り合えないもんだ
待ち合わせして　出会えるのならば…
ほら　現実みよう

聞こえる　どこかで
聞こえる　闇に消える
独りの物語　触れたい
居心地がいいと　まだ　だめ
振り出しだね

泡になる　風に舞う
すり抜ける　ああ黄昏れる
僕の知りたい分だけ
淡い空　肩透かす
何思う　雲隠れ
靄がかった　目の前には
影すらない

「明日が見えない」
そこに答えはない
今ここにいる事　それは
暗がりなんかじゃない
そうさ　ただ
踏み出したら

泡になる　風に舞う
すり抜ける　ああ黄昏れる
僕の知ってる一粒
拾い上げ　空にかざす
見えなくて　見えなくて　見えなくてもう
諦めかけたのに
そこに居たんだね

夜が滲む　風に揺れる
追い払う　あの　影さえも
朝が覆い尽くす　捨て去って
生まれ変わって
泡になる　風に舞う
すり抜ける　もうさよならさ
探してた

もう何にもいらないよ
どこにも行かないよ
もう何にもいらないよ
そこに答えはないよ