「私たちはさ　このままずっと
死ぬまで二人でいられると思う？」
尋ねたらもう　叶わない気がして
今日も笑って　言葉を濁す

例えば今　不幸なことが
二人を襲って傷付けたとしたら
昨日までの　くだらない日も
幸せだったと　気付くのかな

雨に打たれながら　幽霊が笑ってる
部屋の隅っこで　膝抱えて蹲る
お願いだ　その手で思い出させて
独りきりじゃないと

いつまでも　いつまでもって
願うだけなら簡単だな
それでもほら　思うだけでさ
泣きたくなるほど　溢れてくるんだ
変わらずにいつまでも
君といたいんだ

私だけが　取り残されて
行く場所も無いまま彷徨うくらいなら
君よりもさ　先に私が
消えたいと思うんだ　笑ってよ　ねえ

約束された未来　失敗の無い日々
そんなものには一つも　興味なんてない
君がいて　それだけで　なんか可笑しくて
それだけでいいんだ

奇跡でも　偶然でも
何だっていいからそばにいてよ
間違いだらけの　毎日を生きて
出会えたのが　あなただったから
これできっと　良かったんだ

「私たちはさ　このままずっと
死ぬまで二人でいられると思う？」
珍しくさ　真面目に考えて
君が笑った　「大丈夫」だってさ

いつまでも　いつまでもって
神様さえも飽きちゃうくらい
願っていく　思い続ける
泣きたくなるほど　溢れてくるんだ
変わらずにいつまでも
君といたいんだ