ね、覚えてる？　ずっと昔のこと
ふたり　当たり前に　今を分け合った
ね、これからも　そっと隣に居て
ふたり　まだ同じ　未来を歩けるかな

めまぐるしく　移ってくのは
ふたり以外の世界だと思ってたよ
章が変わるように　調が変わるように
は、っとするあたしは置いてけぼりで

知らない　まだ無い　選択肢の先に (先に)
「行かないで」だなんて　透かしてもいいのかな (いいのかな)
言えない　切れない　終わりのない逡巡を
笑い飛ばしてほしいけど

小指と小指が離れてゆくような
最悪のシーンだけ思い浮かぶ
ふたりはひとりとひとりだったのかな
って何度、何度、何度
自分に問いただしたって！　…答えじゃないのに

めまぐるしく　映ってるから
僕らもそうじゃなくちゃって　こわくなったんだね、同じだ
章が変わったって　調が変わったって
分け合ってきた時間が消えるわけじゃない
だけど

しがない　にべない　選択肢の先に (先に)
つま先の向き分かつ時も来るだろう (来るだろう)
それでも心さえ繋いでおけばほら
2本の針のように
また　重なり合えるって思うんだ

これから世界を知って　未来描いて
遠く離れて　歩み出しても
鏡合わせに　互いを選んでいよう
章が変わったって　調が変わったって
心までは変えさせない

小指と小指が離れてゆくような
最悪のシーンが悪夢を見せても
ふたりがひとりとひとりだからこそ
この声で　言葉で　揺り起こし合えるんだ

何度、何度、何度　何もわからなくなっても
何度、何度、何度も一緒に答え見つけよう

何度、何度、何度だって強く結べばいい
二人の未来を