人生は白と黒のボードゲーム
よりももっと複雑で入り組んでいる
代わり映えの無い日々に潜んでいる
自分なりの正義を孕んでいる

曖昧に相反する　正義も不義も
人の数だけある　次の一手に
誰かの決める正解も不正解も無い
自分で決めたアンサー
それだけが船を漕ぐオールだ

だから僕は誰かの為に答えは出せない

誰だってそうさ光の中で色を見つけ
暗がりの中でも色を見つける
白と黒とで決めようとするから
いけないんだきっと
きっと　きっと　きっと
君の色はどんな色？

名ばかりの正義「マジョリティ」
誰かのせいにするのは簡単だ
白と黒　裏表　だけじゃない
世界に目を凝らして

かき消された小さな声は
社会の教科書の隅の方で
いつか響くだろう　不義の歌として

正常と異常
真実と幻想の境界線
静寂と喧騒
現実と理想の平行線
触れることのないふたつの狭間で
人はもがいている今日も変わらずに

誰だってそうさ
光の中で色を見つけ
暗がりの中でも色を見つける
白と黒とで決めようとするから
いけないんだきっと
きっと　きっと　きっと…

僕だってそうさ
挟まれていたって君を見つけた
暗がり照らす光のよう
な白と黒とでは決して描けない
彩やかな世界をずっと　ずっと
ずっと僕らの色で描くよ

君の色はどんな色？

僕の色はこんな色