フランマ 歌詞

『浦島坂田船 - フランマ』収録の『L∞VE』ジャケット
歌手:

浦島坂田船

発売日: 2021.07.07
作詞: 奏音69
作曲: 奏音69
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決して熄えない、私のフランマ。
貴女のしあわせ、燃やしてあげようか?
爛れた炎(おんな)にさせたのは、
あの夜の貴方の言葉。
「君だけ、愛してる」


貴女に帰すあいだだけ、許されるこの微熱。
これ以上、共(とも)してはならない、
ひと夏の火遊びを。


燻って、煩わしくて、熄んでいて、煽りやすい。
私にしか見せない、日陰の顔。
ねぇ、貴女は知らないのでしょう?
それだけが、私の炎。


熔け落ちるほど求めてる愛を、
味わう貴女が地獄ほど憎い。
爆ぜてしまえという本心を、
灰にする貴方の言葉。
「誰より、愛してる」


ひとりになるのが怖くて、焚きつけた出来心。
貴方が着替える前の、ジャケットに残り火を。


燦やかで、煌めいて、煖かくて、燥いでる。
私には届かない、日向の顔。
ねぇ、貴女はどんな気分?
燗えたぎる、私の炎。


私の愛を燈されたあとの、
笑顔で燿く彼だけ見ていれば?
煤けた私の正体を、
炙り出す貴方の言葉。
「本当に、愛してる」


眠る時はひとり。秘密守るのもひとり。
私だけ。どうして、どうして?
あぁ……勝てない。
その烙印が身も焦がす、私の炎。


貴方のここに火傷跡つけて、
どこにも帰れない躰にしてみたい。
午前0時にまた煙に巻かれ、
私が私じゃなくなる、その前に。


決して熄えない、私のフランマ。
お前のしあわせ、いま燃やしてやろうか?
爛れた炎(おんな)が妬いたのは、
この夜も貴方の言葉。
「それでも、愛してる」

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歌手: 浦島坂田船
ステータス: 公式 フル

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